尿失禁(頻尿)

尿失禁(頻尿)

尿失禁とは

尿失禁とは、自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまう状態を指します。
「恥ずかしくて人に言えない」「外出が不安になった」という方も多く、生活の質に大きく影響する症状です。
しかし、原因を特定して適切な治療を行えば改善できるケースがほとんどです。
一人で悩まず、まずは当院までご相談ください。

尿失禁とは

このような方はご相談ください

尿漏れや頻尿は「大したことない」「年齢のせい」と感じて受診をためらう方が多い症状です。
しかし、以下のような症状が続く場合は、背景に治療が必要な病気が隠れている可能性があります。

  • 咳やくしゃみをすると尿が漏れる
  • 急に強い尿意を感じ、トイレまで間に合わない
  • トイレが近く、日中8回以上排尿している
  • 夜間に2回以上トイレで目が覚める
  • 排尿後も尿が残っている感じがする
  • 尿漏れが気になって外出を控えるようになった
  • 市販薬を使っても1週間以上改善しない

思い当たる症状がある場合は、自己判断で様子を見続けるのではなく、早めに受診することが大切です。
当院では初診当日に尿検査・超音波検査を実施できますので、まずはお気軽にご来院ください。

尿失禁の種類と症状

尿失禁にはいくつかのタイプがあり、それぞれ原因や治療法が異なります。
ご自身の症状がどのタイプに当てはまるか確認してみてください。

腹圧性尿失禁

咳・くしゃみ・重い物を持ち上げるなど、お腹に力が入った瞬間に尿が漏れる状態です。
加齢・出産・肥満などによって骨盤底筋が弱まることが主な原因で、女性に多く見られます。
当院では、看護師による骨盤底筋体操の指導を行っており、自宅でのセルフケアもサポートしています。

切迫性尿失禁

突然強い尿意を感じ、我慢できずに尿が漏れてしまう状態です。
膀胱が自分の意思と関係なく過剰に収縮することが原因で、過活動膀胱や前立腺肥大症などが関連しています。
薬物療法と膀胱訓練を組み合わせることで改善が期待できます。

溢流性(いつりゅうせい)尿失禁

排尿困難によって膀胱に尿があふれ、少しずつ漏れ出す状態です。
前立腺肥大症や神経機能の低下が原因となることが多く、男性に多く見られます。
原因疾患の治療を優先し、必要に応じて自己導尿などを行います。

機能性尿失禁

排尿機能自体は正常でも、身体の運動機能低下や認知症などによってトイレへ間に合わない状態です。
排尿トレーニングや生活環境の調整を中心にサポートします。

頻尿とは

頻尿とは、日中の排尿回数が8回以上、または夜間に2回以上トイレに行く状態を指します。
夜間頻尿とは、夜間に就寝後2回以上、排尿のために目が覚める状態です。
また、朝起きてから就寝までの排尿回数が10回以上ある場合も、何らかの病気が隠れている可能性があるため、早めの受診をおすすめします。
「年齢のせいだから仕方ない」と放置されがちですが、背景に前立腺肥大症・過活動膀胱・膀胱炎・膀胱がんなどの病気が隠れていることがあります。
また、夜間頻尿は夜中に何度も起き上がることで転倒・骨折のリスクが高まるという点でも、見過ごせない症状です。

頻尿とは

尿漏れの原因

尿漏れ・頻尿の原因は多岐にわたりますが、加齢による膀胱機能の低下が大きく関係しています。
膀胱の伸縮性が低下して尿を溜める容量が減り、さらに「ギュッ」と尿道を締める筋肉も衰えることで漏れやすくなります。
その結果、夜間に何度もトイレで目が覚めてしまい、眠りが浅くなるというストレスが生じます。
睡眠の質が下がることでさらに症状が悪化するという悪循環に陥ることも少なくありません。
主な原因疾患としては、過活動膀胱・前立腺肥大症(男性)・腹圧性尿失禁(女性)・膀胱炎・神経因性膀胱などが挙げられます。
過剰な水分摂取や夕方以降のカフェイン・アルコールの摂取が症状を悪化させることもあります。

尿漏れの原因

尿漏れの検査・診断

尿漏れ・頻尿の原因を特定するために、当院では以下の検査を行います。
初診当日に尿検査・超音波検査を実施することが可能です。

尿検査・血液検査

尿検査・血液検査では、感染や血尿の有無、腎機能や炎症の状態を確認します。
尿検査は検査当日にその場で結果をお伝えすることが可能です。

超音波検査

超音波検査では膀胱・前立腺の形や残尿の有無を確認します。
被ばくも痛みもなく、初診当日に実施可能です。

このような方はご相談ください

当院では、症状のタイプと原因に合わせた治療を行います。
腹圧性尿失禁では骨盤底筋トレーニングを看護師が丁寧に指導します。
切迫性尿失禁・過活動膀胱には抗コリン薬やβ3受容体作動薬などの薬物療法に加え、膀胱訓練を組み合わせます。
前立腺肥大症が原因の場合は、前立腺を縮小・尿道を広げる薬で対応します。
また、生活習慣の見直しも治療の大切な柱です。
当院では以下のような指導を行っています。

  • 過剰な水分摂取を控える(自身の体重×20ml)
  • 夕方以降の水分・アルコール・カフェインを制限する
  • 夕方に適度な運動を取り入れる
  • 足を上げて寝る

さらに当院では、「排尿した時刻や回数を記録する排尿日誌」をつけていただくことをおすすめしています。
排尿習慣を把握することで、症状の原因をより正確に特定し、患者様一人ひとりに合った治療につなげることができます。
症状が気になり始めたら、自己判断で様子を見続けず、お早めにご相談ください。

広島市東区で尿失禁(頻尿)でお悩みの方へ

尿漏れや頻尿は「年齢のせい」「出産後だから仕方ない」と一人で抱え込まれている方が多い症状です。
しかし、適切な検査と治療によって多くのケースで改善が期待できます。
また、頻尿の背景には膀胱がんや前立腺がんが隠れている場合もあり、自己判断での放置は禁物です。
広島市東区で尿失禁・頻尿でお悩みの方は、ぜひえばら泌尿器科へご相談ください。

広島市東区で尿失禁(頻尿)でお悩みの方へ