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ED(勃起不全)とは
ED(勃起不全)とは、満足のゆく性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態のことです。
「まったく勃起しない」ケースだけでなく、硬さが不十分・途中で萎えてしまう・パートナーとの性行為のときだけ勃起しにくいといったケースもすべてEDに含まれます。
日本では40代の5人に1人・50代の2.5人に1人が該当するとされており、決して珍しい病気ではありません。
EDは適切な治療で改善できる病気であり、動脈硬化・糖尿病・高血圧など全身疾患の早期サインとなることもあるため、気になる症状があればお早めにご相談ください。

このような方はご相談ください
以下に思い当たることがある男性は、ぜひ一度当院までご相談ください。
- 以前と比べて勃起しにくくなった、または硬さが不十分になった
- 性行為の途中で萎えてしまうことが増えた
- 勃起できるか不安になり、性行為を避けるようになった
- 子どもが欲しいのに性行為がうまくいかない
- 糖尿病・高血圧・前立腺疾患の治療中でEDが気になる
- 服用中の薬の影響でEDになっているかもしれない
ED(勃起不全)の段階別チェック
EDの重症度は「国際勃起機能スコア(IIEF)」を用いて客観的に評価します。
以下は簡易的なセルフチェックの目安です。
STEP1:軽度ED
勃起はするが、硬さや持続力が以前より弱くなったと感じる。
たまに勃起しないことがある程度で、日常生活への影響は比較的小さい状態です。
STEP2:中等度ED
勃起が不十分なことが増え、性行為を成功させられないことが続く状態です。
不安・プレッシャーが加わり、心因性の要素が複合している場合も多いです。
STEP3:重度ED
ほとんど勃起できない、または性行為が困難な状態が続く状態です。
器質的な原因(動脈硬化・神経障害など)が主因となっているケースが多くなります。
IIEFでは「過去6か月間の勃起・性行為・性欲・満足度」に関する5項目を点数化し、EDの有無と重症度を確認します。
当院では問診時にIIEFを活用し、症状の程度に合った治療方針をご提案します。
ED(勃起不全)の検査
EDの診断において最も重要なのは問診です。
症状の内容・始まった時期・生活習慣・服用中のお薬・既往歴などを詳しくお伺いしたうえで、必要に応じて以下の検査を行います。
血液検査では男性ホルモン(テストステロン)値・血糖・脂質・腎機能などを確認し、EDの背景にある全身疾患を調べます。
テストステロン低下が確認された場合はホルモン補充療法の適応を検討しますが、その際は前立腺がんの検査(PSA測定)が必須となります。
PSA検査は前立腺がんの腫瘍マーカーで、ED治療薬を処方する前・男性ホルモン補充療法を検討する際に確認します。
いずれも当日実施・当日結果説明が可能です。
ED(勃起不全)の主な原因
EDの原因は大きく「器質性」「心因性」「混合性」「薬剤性」の4つに分類されます。
器質性ED
動脈硬化による陰茎への血流低下が主な原因で、糖尿病・高血圧・脂質異常症・喫煙・肥満などの生活習慣病が大きなリスク因子となります。
脳卒中・脊髄損傷・前立腺がんの手術後など、神経障害がある場合も起こります。
心因性ED
不安・ストレス・過去の失敗体験など精神的な要因が引き金となるEDで、20〜30代の若い世代にも珍しくありません。
混合性ED・薬剤性ED
50〜60代では器質性と心因性が絡み合う「混合性ED」が多く見られます。
降圧薬・抗うつ薬・睡眠薬などの副作用として起こる「薬剤性ED」の場合は、受診時にお薬手帳をご持参ください。
治療を受ける前に知っていただきたいこと
ED治療薬(PDE5阻害薬)は勃起を補助する薬であり、性的興奮がなければ効果は現れません。
狭心症・心筋梗塞などで硝酸薬(ニトログリセリンなど)を服用中の方は併用禁忌です。
重篤な低血圧・肝機能障害・網膜色素変性症の方も服用できない場合があります。
また、インターネット・個人輸入のED治療薬は偽造品・成分不明品が多く、重篤な副作用を引き起こす危険があるため絶対に使用しないでください。

当院のED治療の特徴・取り扱っている治療薬について
当院では問診・IIEFスコア・必要に応じた血液検査でEDの原因を丁寧に評価したうえで、患者様の状態やライフスタイルに合った治療薬を院内で直接処方します。調剤薬局に立ち寄ることなく、プライバシーに配慮した形で対応します。当院で取り扱っているED治療薬(すべて自費診療)は以下の通りです。
シルデナフィル(バイアグラ・ジェネリック含む)
服用後30〜60分で効果が現れ、4〜6時間持続します。
空腹時に服用すると効果が出やすく、食事・特に高脂肪食の影響を受けやすい点があります。
タダラフィル(シアリス・ジェネリック含む)
服用後30分〜1時間で効果が現れ、最長36時間効果が持続します。
食事の影響を受けにくく、毎日服用する「低用量毎日服用法」も選択できます。
前立腺肥大症を合併している場合にも有効です。
バルデナフィル(バイアグラ後発品・ジェネリック)
即効性に優れ、服用後15〜30分で効果が現れ、6〜8時間持続します。
食事の影響を比較的受けにくい特徴があります。
男性ホルモン(テストステロン)の低下が確認された場合は、ホルモン補充療法も検討します。
ただしホルモン補充療法は前立腺がんの検査(PSA測定)を確認したうえで実施します。
広島市東区でED(勃起不全)にお悩みの方へ
「以前と比べて勃起しにくくなった」「途中で萎えてしまう」「子づくりがうまくいかない」
そのような悩みを抱えながらも、誰にも相談できずにいる男性は少なくありません。
EDは治療できる病気です。また動脈硬化・糖尿病・高血圧など全身疾患の早期サインであることも多く、放置するほど治療に時間がかかります。
広島市東区でEDでお悩みの方は、ぜひえばら泌尿器科へご相談ください。
